鷲尾 麻衣 Mai Washio (ソプラノ/モーツァルト:伯爵夫人)

<出演にあたってのコメント>
この度はロームミュージックフェスティバル2023に出演させていただけること、大変光栄に思っております。私はロームミュージックファンデーションの助成を戴き、英国に留学しました。とにかく勉強に集中できた日々で得たものは、今でもかけがえのない宝物となっています。
2021年のロームミュージックフェスティバルでは、コロナ禍の急激な情勢の変化により、前日に無観客に変更、配信というカタチで音楽をお届けいたしました。コンサートやオペラの中止が続く日々でしたが、音楽から離れずにコンサートに出演させて頂いたことは、大きな励みとなりました。心より感謝しております。
今回は、ロッシーニ『セビリャの理髪師』、モーツァルト『フィガロの結婚』という作曲された時代は違えど、繋がりのあるストーリーをもつオペラ(ハイライト)が同時上演されます。このようなカタチでの上演は、なかなかありません。皆様にお楽しみいただけるよう出演者のひとりとして精一杯作品を創っていきたいと思います。
暖かな春のロームシアターにて皆さまのご来場をお待ちしております!

©深谷義宣 auraY2